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勝連城跡 案内図

タマノミウジ御嶽

②一の曲輪城門

ウシヌジガマ

④火の神

⑤殿舎跡

⑥二の曲輪基壇

⑦肝高の御嶽

⑧トゥヌムトゥ

⑨すり鉢状遺構

⑩埋葬人骨

⑪3の曲輪 城門

⑫ミートゥガー(井戸)

⑬ウタミシガー(井戸)

⑭仲間ヌウカー(井戸)

⑮門口のカー(井戸)

⑯南風原御門 



■勝連城跡の歴史や調査について

 

勝連城は、琉球王国が安定していく過程で、国王に最期まで抵抗した有力按司(あじ)阿麻和利が住んでいた城として有名である。城は、沖縄本島の中部勝連半島の根元に位置する丘陵上に築かれている。一の曲輪(くるわ)からは、北は金武湾を囲む北部の山々やうるま市の離島を望むことができ、南は知念半島や久高島、護佐丸の居城であった中城城跡が一望できる景勝地になっている。勝連城跡の標高は約60m~98m。総面積は11,897㎡。城壁は、自然の地形を巧みに利用しながら、石灰岩の石垣をめぐらせている。北西の最高部から一の曲輪、二の曲輪、三の曲輪、四の曲輪と各平場が階段状に低くなり、再び南東側の東の曲輪で高くなっている。城が立地しているこの場所一帯は、長い間人々が活用してきた土地である。

 

勝連城跡の考古学的な発掘調査は、1960年に始まり現在まで続けられています。
整備も昭和52年度より、石積の修復工事を主とした整備を行っています。
これまでの発掘調査により、勝連城跡からはさまざまな遺物がでてきています。
城跡の崖下からは、貝塚が発見され、先史時代後期末から古代人の生活地として利用され、13世紀前後より城塞としての体裁を整えたと考えられている。   

また城跡内からは中国の陶磁器が大量に見つかり、他にも東南アジアの陶磁器類、朝鮮の陶磁器、大和系の瓦も発見されています。他にも、遠く熱帯に住むオウムの骨や中国の貨銭が見つかっています。
これらの発見された資料から勝連城の城主が他の国々と交易を行い、一時期、海外交易の拠点として壮大な力をもち、栄えていたことがわかります。
その栄えていた様子をうたった詩が沖縄最古の歌謡集「おもろさうし」にありますが、その詩では、勝連が大和の京や鎌倉にたとえられています。

 

 

■勝連城に関係する人物  

 

阿麻和利(あまわり)

 阿麻和利についての言い伝えはいくつかあるが、一説では北谷間切(ちゃたんまぎり)の屋良村(現嘉手納町)の百姓の子といわれている。幼名を加那(カナー)といい、10才まで歩くことも出来ないほど身体が弱く山に捨てられた。加那は山でクモが巣を張るのを見て、漁に使う打ち網の作り方を発明したと言われている。 勝連にたどり着いた阿麻和利は茂知附按司に召し抱えられる。茂知附按司は圧政を敷き酒に溺れたため、人々の信頼の厚い阿麻和利によって倒される。若くして阿麻和利は勝連の10代目の按司となった。阿麻和利は人々から慕われ、海外貿易により力をつけた。時の琉球国王尚泰久は阿麻和利に自分の娘百十踏揚を嫁がせる。

 

護佐丸(ごさまる)

1416年尚巴志の北山討伐に加わり、北山監守となって座喜味城に移る。その後、阿麻和利や他の中山の按司を見張るため中城城に移ることになる。しかし、1458年阿麻和利に攻められ自害する。

護佐丸は名築城家として知られ、座喜味城跡や中城城跡を現在のかたちにした。両城跡とも世界遺産として登録される。

 

百十踏揚(ももとふみあがり)

百十踏揚は6代国王尚泰久の娘として生まれ、政略結婚で阿麻和利に嫁ぐことになる。百十踏揚は阿麻和利の計略を知り、付き人の大城賢勇と共に首里に逃げ帰る。阿麻和利は大城率いる首里軍に敗れる。その後百十踏揚は大城賢勇に嫁ぐが、大城も王府の内乱で亡くなる。百十踏揚は玉城(現南城市)に逃れ、ひっそりと余生を送ったと言われている。

 

尚泰久(しょうたいきゅう)
第一尚氏王統六代王。越来を領地とし、越来按司と称していましたが、志魯・布里の乱で王位継承者がいなくなり、1454年王位につきました。全焼した首里城を再建し、万国津梁の鐘を作らせました。

王妃は中城の護佐丸の娘。

 

大城賢雄(うふぐすくけんゆう)
尚泰久に仕えた武将で、鬼大城(うにうふぐすく)と呼ばれていました。百十踏揚の付き人。勝連攻めでは、首里王府軍の総大将になります。のちに百十踏揚を妻にしますが、第一尚氏王統が倒されるとき、残党として殺されます。

 

 


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